2013年7月26日金曜日

【ルポ】三遊亭遊雀のほろ酔い落語会/第13回キウイ寄席

暑いので、さっぱりしたおつまみを作ってみました(by スヌ子)
写真は、かつおピーマンのにんにくじょうゆ(手前)
しそ巻きたこダシごはん(奥)。他には、白瓜のサラダ、
きゅうりのビール漬け、コーンの揚げワンタン、
そして、見た目も可愛らしいトマトのポン酢ピクルス。



ご用意したお酒はこちら。ですが・・・
泡盛「豊年」「宮の華」はN先生、大吟醸「雨後の月」はMさん、
「獺祭」は遊雀師匠からの差し入れ。ありがとうございます!
近所の酒屋・福正で選んだのは中央あたりの、
福島会津「ロ万」、特約店流通酒「洌」、
本醸造の「立山」の瓶に入っている謎のお酒
(右から3本目、瓶の口の下に巻かれた赤いテープは酒屋で詰め替えましたよという印)

ほどよくお酒も入り、お腹も落ち着いたところで、
本日の落語一席。遊雀師匠の登場です。
今宵は夏らしい噺「薮入り」。
別名、お釜様、懸賞鼠というそうですが、
江戸時代、天保15(1844)年正月、
KIWIの近く小伝馬町の呉服屋吉兵衛を舞台にして
起こったある事件から材を得ているそうです(矢野誠一著『落語手帖』)。
この噺は大ネタ。随所にくすぐりを入れつつ、
親子のいい話をじっくり、たっぷり。大満足。
毎週落語を聴きに行くIさんをして
「年に数回しか聴かない噺」だそうです。

落語の後は、お楽しみの宴会。
後半も差し入れは続き、ご近所にお住まいのKさんから。
京都の贅沢なお酒「VINTAGE 2013 英勲」。

キウイ寄席の燗番、Kさんが
日本酒にはまったきっかけという広島の「竹鶴」。
最近気になる、雄町を使ったしっかりボディのお酒。
杜氏の石川達也さんは「酒造界のゴジラ松井」と呼ばれているとか。
日本酒を語るうえで外せないお酒のようです。

今宵は、さらに写真家の斉藤りこさんと、
愛媛からお越しのサイクリスト、宇都宮一成さんにも
ご挨拶をしていただきました。
最初に斉藤さん。これは何でしょう?
よーく見ると、なにか写っています。
実物はもう少しよく見えるのですが、
「深海」をテーマに写真を撮り続けている斉藤さんが、
各地の水族館で撮ったもの。
目にも涼しい写真11点はスタジオに展示中。
好評につき、8月末まで展示延長いたします。

こちらはご存知、宇都宮一成さん
奥様と二人、タンデム自転車に乗って10年、
88カ国、地球2週半をした一成さん、
今回は新刊『しまなみ島走 BOOK』を携えての上京です。

いまや日本で一番人気のあるサイクリングロードとなったしまなみ海道。
走りたい! と思っている方は、まず本書を購入、
そして宇都宮さんにガイドをしてもらえば完璧です。
10年間、夫婦で自転車をこいだ宇都宮さんには、
お金のやりくり、夫婦円満の秘訣も教えてもらえそうです。

てんこ盛りの第13回キウイ寄席。
次回は9月下旬の予定です。


(H)


Happiness is always delicious
ギャラリーキッチンKIWI

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