2012年7月19日木曜日

ドラゴンフルーツの食べ方

はるばる西表島からやってきた赤い果実。
ドラゴンフルーツの名前でおなじみですね。
英名はピタヤ。赤い果肉のものはレッドピタヤとも呼びます。
このドラゴンフルーツ、なんの実だがご存じでしたか?

昨年の今ごろ、よく行く青果店の店頭に、
植木鉢からすくっと立ち上がる薄緑色のサボテン(*)
トゲのある1メートルほどの茎にとって付けたように
くっついている赤い実が見えました。
新しい趣向のディスプレイかな? と近づいてみると、
それがドラゴンフルーツだったのです(鉢植え7,000円也)。
目の前の赤い実を収穫したい、手がすーっと伸びかけましたが、
ちと高かろうと、伸びかけた手を引っこめて家路についてから一年。
ようやく口にできたドラゴンフルーツの味は、
強烈な見た目に反して、上品な甘さとやわらかい食感。
口に入れると黒い小さな種の存在はほとんど感じません。

『熱帯くだもの図鑑 ―色と手ざわりで探せる』に、
レモンを少し絞ってかけるといいよと書いてあったので試してみると、
確かに酸味のお陰で淡い甘さが引き立ち、おいしい。
でも、ふと味の記憶をたどれば、それはキウイの味ではありませんか。
トロピカル気分が急速に薄れていくのを感じつつ、
たくさんあるときだけレモンを搾ろうと心に決めたのでした。


 通称:サンカクサボテン、百連閣(びゃくれんかく)

(H)

Happiness is always delicious
ギャラリーキッチンKIWI


0 件のコメント:

コメントを投稿